【新しいアイデアの起業化支援!BIC参加者大募集!!】

今年で第3回を迎えるHIROSAKIビジネスアイデアコンテスト(以下BIC)。弘前市で商売に携わる方はもちろん、一般の方から学生まで幅広くビジネスアイデアを募集! 今回からBICの趣旨を広く知ってもらうために、応募期間中にBIC説明会を3回開催予定! アイデアを募集し、審査の上、コンテストに参加していただき、受賞された方のアイデアの起業をサポートします! 弘前市で新規事業、起業者が増えることで、地域の活性化、地元企業の産業活性化に繋がるはず! また、参加することで人と人との繋がりができ、人間力向上にも! 第1回、第2回で受賞された方はすでに事業に取り組んでいる、という実績も! 新しいビジネスアイデアを持つ、みなさんからのご応募お待ちしております!

応募方法

○9/26(月)までに所定のエントリーシートを当ホームページよりダウンロードし、必要事項をご記入の上、弘前商工会議所青年部事務局まで提出

応募資格

○新しいビジネスアイデアを持つ 個人、団体、学生(18歳~)
※エントリー者は起業を目指す方に限らず、第三者に起業してもらうためのアイデアを提供する方でもエントリー可

アイデア性・成長性・販売戦略・社会性・市場性・実現可能性

6つのポイントを総合的に審査します。特にアイデア性、実現可能性の部分はより加重をおいて審査します。今までにありそうでなかった素晴らしいビジネスアイデアを、いかにして実現させるか! という所が一次審査通過のポイントになります。また、それ以外にもアイデアのビジネスとしての広がりや、社会への市場の有無など総合的に審査します。まずは一次審査通過、そしてグランプリを目指して参加してみよう!!

賞金

賞金

グランプリ(1名)10万円
準グランプリ(1名)5万円
優秀賞(1名)2万円

さらに!1プランにつき
最大150万円起業化支援!※1
(最大3プラン弘前市補助金)

さらに!!学生には別途ブラッシュ制度あり!
学生ベンチャー創出支援として1人あたり
最大10万円支援!
※2
(最大5人弘前市補助金)

※1 起業化へ向けた補助金は平成29年度に交付予定のため、平成29年4月1日以降に事業化に取り組んでいただく必要があります。

※2 学生への補助金は予算に限りがあるため、ご希望に添えない場合がございます。詳しくは弘前市ホームページをご覧ください。

過去の受賞・事業実施アイデア

第1回コンテスト準グランプリ

リンゴ農家のためのクラウドシステム「ツリータグ」

第1回コンテスト準グランプリ

第2回コンテストグランプリ

りんご畑で「グランピング」

第2回コンテストグランプリ

◆受賞者インタビュー

第1回コンテスト準グランプリ 森山 聡彦

第1回コンテスト準グランプリ 森山 聡彦

Q1.森山さんは2年連続で受賞されていますが、まず最初のテーマ、「りんご農家のためのクラウドシステム」とはどういった特徴がありますか?
A.最初に発表したクラウドシステムは、りんごにちなんで「ADAM」という名前にしました。 ADAMの特徴を3つ挙げますと、
  • 1.ツリータグというりんごの樹の名札を樹に吊下げて、品種名と場所を明確にする。
  • 2.スマートフォンを使用し、ツリータグのバーコードを読ませて農作業を記録し、集めたデータをクラウドサーバーに蓄積する。
  • 3.パソコンの管理画面でデータを集計分析し、現状把握と経営改善計画の根拠として活用する。
  • つまり、農業分野にPDCAサイクルを導入し、ビジネスとして農業経営を再構築するのが狙いです。
Q2.そして、2度目の受賞となったアイデア。「テキカカ・シードル」の特徴も教えてください。
A.りんご栽培はほとんどが手作業で、年間の労働時間の33%は摘果作業に割かれています。その摘果作業で出る未熟な果実には健康に良いとされるポリフェノールが成熟果の5倍~10倍も多く含まれていることが知られて、それを捨てるのはもったいないと言われてきましたが、農薬の問題でこれまで使われることなく、捨てられてきました。
その問題を解決するために、耐病性品種の導入と、耐病性品種に最適化した環境保全型農業を駆使することにより大幅に手間を省き、捨てるだけだった摘果果は収入源に変わります。もちろん成熟果は一般流通できる品質を確保します。年に2度の収入が得られるので、自然災害のリスクも軽減できます。高齢化と担い手不足で今後急激に増える遊休農地、摘果で樹上の9割も捨てられてきた摘果果、どちらも使うことによって、加工専用にして栽培の手間を大幅に省いても十分に利益の確保できるビジネスモデルです。
それを回すには摘果果を利用した魅力的な商品開発が必要です。シードルは最も有望な摘果果の活用方法です。摘果果は渋くて酸っぱく、生食には向きません。しかし、摘果果の渋みは国産シードルに不足しがちな渋みを補うことでシードルに奥行きのある味わいを生み、付加価値を向上することが出来ると考えています。
Q3.応募、受賞を経て、自分にプラスになった点はありますか?
A.人前で話すのが大の苦手で、最終プレゼンは大きな挑戦でした。でもこれをきっかけに会社を興し、さらなる課題解決に向かって目まぐるしく動いています。最高のスタッフに恵まれ、たくさんの人を巻き込んで動いています。自分の人生がガラリと変わったと言ってよいです。
いろんな人とやり取りするうちに、人前で話すことも、もはや苦手だと言ってられなくなりました。これをなんとか乗り切るために実は毎週アナウンスセミナーを受講しているところです。笑
Q4.なぜ応募しようと思ったのですか?また、次回も応募したいと思いますか?
A.最初の応募は従業員からチラシをもらったのが応募のきっかけでした。それまでは、ツリータグとクラウドシステムは自社の中だけで使うつもりで開発を進めていましたが、これをビジネスとして計画した方が開発のスピードも質も良くなると考え、発表することにしました。
次回も応募したいかですが、アイデアは尽きません。農業分野は手付かずの鉱山のように掘り起こしどころ満載だからです。ですが、従業員にも色々な経験を積ませたいと思っていますから、次は従業員にもチャレンジしてもらおうと思っています。
Q5.これから応募しようと考えている方にメッセージをお願いします。
A.高齢化、人口減少、農地余り、空き家問題、TPP‥などなど問題は山積みですよね。でもピンチはチャンスなんです。この逆境をプラスに変えればビジネスになるのです。 誰もやらなかったことを試してみるのはすごくエキサイティングです。自分の手の内に世界初が生みだされるのですから。そういう興奮を一度味わったら面白くてやめられないです。
起業を目指す人も、会社で企画書を提案する人も、あるいは主婦の人も、農家の人も、ビジネスアイデアコンテストは伝えるスキルをアップさせます。どう伝えたら短時間に効果的に相手に関心を引き付け、自分の考えが相手に伝わるかが養われるきっかけになります。
第2回コンテストグランプリ 高橋 哲史

第2回コンテストグランプリ 高橋 哲史

Q1.受賞されたアイデアの特徴を教えて下さい。
A.りんご畑のなかで、食事や宿泊ができるというところ
Q2.応募、受賞を経て、自分にプラスになった点はありますか?
A.アイデアだけのものだったのが、受賞により実行へのステップとなった点
Q3.なぜ応募しようと思ったのですか?また、次回も応募したいと思いますか?
A.自分のアイデアが興味を持っていただけるものなのかを確かめるため。次回についても検討したいと思います。
Q4.これから応募しようと考えている方にメッセージをお願いします。
A.ぼんやりとしたアイデアを具体的にまとめてみるという点でも、有効なコンテストです。気軽に挑戦してみてください!

コンテストスケジュール

ビジネスコンテストスケジュール

◆BIC説明会及びエントリーシート書き方講習会

「自分のアイデアをうまく言葉で表現できない」「どうも文章がクドい」「インパクトのあるタイトルが思い浮かばない」などのお悩みを、講師が個別にアドバイス! 発想力を広げる思考法や短い文章で伝えるテクニックなど、1次審査通過へのヒント満載の講習会は必聴!
日にち7/12 19:00〜8/28 10:00〜9/15 19:00〜
場所@弘前商工会議所会館 会議室
備考参加無料!!
事前申込不要。直接会場へお越しください。当日はご自身のエントリーシートをご持参ください。(書きかけでもOK!)

◆当日のタイムスケジュール ※()内は8/28の時間割

18:30 (9:30)受付開始
19:00 (10:00)アイデアを広げる「気付く力」と「発想力」!(講師による講演)
19:45 (10:45)個別アドバイス
20:45 (11:45)終了

◆BIC説明会・ブラッシュアップ研修会 講師

西谷雷佐

西谷にしや 雷佐らいすけ

たびすけ合同会社西谷 代表。弘前大学 特任准教授。青森県サイクル・ツーリズム推進協議会 座長。津軽ひろさき雪かき検定実行委員会 委員長。弘前里山ツーリズム 事務局。弘前路地裏探偵団 団員。
西谷雷佐ブログ:http://nishiyaraisuke.tabisuke-hirosaki.jp/

プロフィール

昭和47年6月21日生まれ。青森県弘前市出身。
平成23年、日本商工会議所青年部第8回全国ビジネスプランコンテストでグランプリを受賞。それに合わせて起業に向け準備を始め、平成24年4月、たびすけ合同会社西谷を創業。地域に根差した着地型観光に特化し、「ねぷた撤収作業体験ツアー」「雪かき体験ツアー」 「短命県体験ツアー青森県がお前をKILL」など、青森県ならではの「ありそうでなかったユニークなツアー」を多数企画・運営。現在は全国の観光コンサルティングも行い、年間80回程度、講演活動を行っている。

【略歴】
平成3年3月東奥義塾高等学校 卒業
平成8年3月ミネソタ州立大学マンケイト校 卒業
【専攻:産業心理学 副専攻:スピーチコミュニケーション】
11月フラワー観光㈱ 入社
平成14年9月フラワー観光㈱ 退社
10月㈱エスケイケイ総合研究所(専門学校/予備校業)入社
平成23年2月日本商工会議所青年部第8回全国ビジネスプランコンテスト グランプリ受賞
3月㈱エスケイケイ総合研究所 退社 起業に向け準備を始める
平成24年4月たびすけ合同会社西谷 創業 現在に至る

注意事項

  1. 提出された応募書類は返却いたしません。
  2. 応募するビジネスプランは他のコンテストへ未発表のものに限ります。
  3. 応募したビジネスプランはプレゼン、表彰式等で一般に公開されます。
  4. エントリー者は本コンテストへ応募するにあたり特許権、実用新案権、商標権、意匠権、著作権等の知的財産権並びに営業秘密及びノウハウ等の法的保護を受けられる情報については、あらかじめ自らの費用と責任において対策を講じた上、且つ一般公表しても差し支えない内容のものを主催者に提出してください。主催者及び審査員はこれらの法的権利や法的保護措置等について一切責任を負担しません。
  5. 主催者及び審査員は審査結果についての個別の問い合わせには応じません。
  6. 本募集要項に違反する事実、アイデアの盗用その他不正があった応募や受賞については取り消しとする場合があります。

申込・お問い合わせ

○以下からエントリーシートをダウンロードしてお使いください

弘前商工会議所青年部事務局
〒036-8567青森県弘前市上鞘師町18-1(弘前商工会議所内)
TEL.0172-33-4111

弘前商工会議所青年部TOPページへ戻る

topに戻る